クラシックエレガントな現在のヴィクトリアンスタイル
“Neo Victorian”

ロマンティックムード溢れるフェミニンスタイルを表現する、
1つ1つのアイテムたち...
今回は、デザイン案からサンプルチェックまで、
こだわり抜いたアイテムを、
デザイナーの声と共に届けします。

1. Design with combining the fabrics and colors. JILLSTUARTらしい生地の組み合わせや、色合いを見つけていく作業。
繊細なレースやラメの入ったプリントの下地、起毛サテンを組み合わせ、バランスよくデザインしていきます。
テーマカラーに添って、オリジナルの花柄もこの段階で考えていきます。
8月のテーマカラーで“Amethyst”を基調にした美しい花柄をつくりました。

2. Repeat test printing over and over...
Check the color according to the design.
考えたプリントの試刷りを見ながら、
デザインに合わせて色直しを何度も繰り返します。
細かい一色にもこだわりがあり、思い描く色にたどり着くまでの根気強い作業。JILLSTUARTのプリントはすべてこの工程を経ています。
このタイミングで、プリント下地とのバランスや附属まで、色合わせを見ていきます。

3.Check the sample! 出来上がったサンプルを細かくチェック。
お客様に大切に、長く愛されるよう、仕様やバランスをひとつずつ確認します。
繊細なシフォン素材なので、丁寧な縫製や扱いが大切。
ここで、配色の確認や生地の組み合わせも見ていきます。
8月の暑い時期からでも着られるように襟ぐりや袖丈などにもこだわりを。
JILLSTUARTを長年知り尽くしたパターンナーの技術と、縫製工場の力を借りて形になったサンプルはここから量産までチェックを重ね、お客様のもとに届きます。

1. Commitment to originality for JILLSTUART JILLSTUARTらしい刺繍のデザインは、
刺繍図案をオリジナルから考えていくことにこだわりを持っています。
様々な刺繍サンプルを手に取りながら、柄を考えていきます。
今回はフェイクレザーに刺繍をしていくので、素材に合ったバランスの柄を組んでいきました。デザインも素材に合わせて考えます。
フェイクレザーの素材感を生かし、ストレートシルエットのハイウエストスカートにすることでキレイに柄が見え、履くとスタイルアップできるデザインに決まりました。

2. Decide on patterns and colors of embroidery 素材を実際に見ながら柄を詰めていきます。
柄の大きさにより、パターンを調整していったり、素材との相性を見ていく作業。

デザインに合わせた素材の厚さや、刺繍の密度など細かい調整を重ねて生地を作っていきます。
このタイミングでカラーも決め、綺麗なベージュとシックなブラックをピック。
コーディネートするトップスとの相性も考えながら...
素材の高級感が、惹き立つカラーにこだわっています。

3.Check the sample! フェイクレザーの素材を生かすためのシルエットの調整、
デザインのバランス修正・・・と、何度も何度も、慎重に検討をします。

繊細な素材なので、着用試験も欠かせません。
様々な過程を経て、他にはない、こだわりの一枚が完成します。

1. Select perfect yarn from a variety of materials ニットのデザインをするときは、糸選びを大切にしています。
こちらのニットは質の良いキッドモヘアを使用。

糸が決まったら、たくさんある色の中から
シーズンテーマやコーディネートに合うカラーを選んでいきます。
ニットも8月のテーマカラー“Amethyst”にぴったりなカラーを選びました。

2. Design from knitted fabric sample ニットの編地もデザインの一つ。
JILLらしい繊細さやオリジナリティを大事にしながら、
デザインのイメージに合うように考えます。
今回はふわふわしたモヘアのイメージに合わせて
“ヘアピンレース”という繊細でレースのような編地で
カーディガンをデザインしました。

3.Check the sample! 一目見て・・・可愛いサンプルが出来上がり!
サンプルが上がってきたら、サイズや編地が指示通りになっているか確認。
ブラウスとスカートにコーディネートして、丈やシルエットのバランスが良いかを細部までチェック。
お客様に可愛いと思ってもらえる製品になるように何度か修正を重ね、仕上げていきます。